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アザレアの手入れ

特性

アザレアは日本など東洋原産のツツジが欧米で改良され、逆輸入されたもので、西洋ツツジとも呼ばれている。大輪で八重咲きのものが多く、花色も豊富で、絞りや覆輪などもあって全般に豪華な感じがする。

日本のツツジと比較すると、寒さにはやや弱く、関東以北では品種によって露地での越冬は困難である。自然環境では4~5月に開花するが、四季咲性や早咲性の品種も多く、温室を利用して栽培し、11月~4月の長い期間市場にでまわっている。

アザレアの手入れ

手入れ

冬期でも最低温度5度は保てるところに置き、1日2~3時間ガラス越しの日光にあてるようにしたい。5月上旬になれば屋外に出したままでよい。盛夏期には寒冷紗などで遮光する。

毎年花を楽しむためには、毎年植え替えをする必要がある。4~5月の開花後の適期で、古い土はできるだけよく落として、水はけのよい鹿沼土・川砂・ピートモスなどの配合用土で植える。

十分に活着してから9月まで毎月1回程度油かすなどの置き肥をする。

樹形を整え、側枝を多くするために伸びた芽は摘心する。摘心の時期が6月中旬後になると花芽が完成する前に低温になってしまい、開花しないことがあるので注意しなければいけない。

ハダニ類、グンバイムシが夏期葉の裏側に発生するので、トレボン・オルトラン・オフナックなどを散布する。また蕾を食害するべニアオリンガには夏期オルトランなどの散布が有効である。

繁殖

5~6月に挿し木を行う。若い株の新しく伸びた枝の先端を5~7cmの長さに切り、20分くらい水揚げをして挿す。用土は鹿沼土・川砂・ピートモスなどの無菌のものを用いる。1カ月くらいで発根しはじめ、さらに1カ月すれば移植が可能になる。

繁殖

秋にも咲かせる

四季咲性の強い品種は、放置しておいても秋に開花するが、B-ナインやジベレリンなどの化学調節剤を利用して、多数の花を揃って開花させることができる。

5月上旬に新しく伸びた枝をピンチして、わき芽が4~5mmに伸びる6月中旬にB-ナイン(生育抑制剤、500倍液葉面散布)を処理すると生育が一時的に停止して、花芽ができる。さらに9月上旬にジベレリン(生育促進剤、400ppm)を散布すれば10月~11月に開花する。