俳優・七海さんのいしおかアートスケープレポート＆コラボ企画第2弾

石岡市内の２つの公園を舞台に、6名の現代美術作家のアート作品を展示する芸術祭「いしおかアートスケープ」。
筑波山麓の自然豊かな地で、旧石器・縄文時代からの遺跡や常陸国府跡など多くの名所旧跡をもつ「歴史の里」と、県花のバラ900品種がメインのフラワーパークという魅力的なロケーションを生かして、風土を生かした作品作りにより、この地ならではの唯一無二の風景が生まれています。

今回、芸術祭のナビゲーターには、アーティストとして俳優、声優、歌手など多方面で活動する「いばらき大使」の七海ひろきさんが就任。
いばらきフラワーパークで、アートと一緒に自然やグルメも満喫できるいしおかアートスケープの楽しみ方をレポートしていただきました。

まずはエントランスに到着！

アクセスは、車だと常磐道土浦北ICから山の中のトンネルを抜けて15分。電車だと、常磐線石岡駅からバスで約30分。
いばらきフラワーパークは、フルーツラインという果樹園が多数点在する幹線道路沿いの、里山の中に立地しています。

インフォメーションで園内のアクティビティを体験

石積みのエントランスを入って、全長60mのバラのトンネルを抜けると「インフォメーション」があります。
常陸風土記の丘に所属する茅葺き職人が葺いた「茅壁」や、逆さ筑波をイメージした吊り什器など、里山の自然を美しく切り取ったディスプレイが印象的なインフォメーション。
こちらでは、園内の花や自然を使った年間100種類もの体感アクティビティを開催していて、年間を通して四季折々の体験が楽しめます。

七海さんは園内のドライフラワーを使った「ボタニカルポストカード作り」を体験！
一枚一枚花びらを選んで、カードに閉じ込めて、世界で一つだけのポストカードが完成しました。
他にも園内で採取した植物の蒸留水で作る「アロマミスト作り」や、バラの時期は「バラの花摘み体験」などのアクティビティが人気です。

「ボタニカルポストカード作り」体験料金：550円（予約不要／毎日開催）

アートスケープの作品「風の花びら」を鑑賞

インフォメーションを出ると、目の前には筑波山がそびえたっています。
筑波山に向かってバラテラスを通り抜けると、広い芝生の丘「グリーンヒル」にあるのが、小松宏誠氏（武蔵野美術大学建築学科特任准教授）の作品「風の花びら」。
流線型のモビール2000個が風に揺れ、陽を浴びてキラキラと輝く様子はまるでオーロラのような美しさ。
風の可視化をテーマに作品作りをしている小松氏ならではの、自然や風景を取り込んだアート作品です。

1月14日までのイルミネーション期間中は、矢野大輔氏による夜間演出も行い、揺らぎのある幻想的な光とバックの青い森とのコラボレーションが印象的でした。

地元の新鮮な食を味わう温室レストランでのランチ

作品「風の花びら」の向かいにあるのは、開放的な温室レストラン。
こちらでは、地元の新鮮野菜を花束に見立てたブーケサラダと、選べるメイン、スープ、手作りデザート、ドリンクがセットになったランチプレート［束］が一番人気。
「弓豚」という地元の銘柄豚や平飼い卵など、関東の食を支える茨城の豊かな食を存分に味わえる、見た目にも華やかなランチ。
お天気のいい日は、作品を眺められるテラス席やバラテラスのパラソルなど、園内のお好きな場所で召し上がっていただけます。

レストラン ローズファーム ハウス　ランチセット［束］5品セット　2,090円～

カラフルな花に包まれる「春待つ温室」

春と秋には900品種のバラが咲き誇る華やかな園内も、冬は剪定作業を行い花が少ないシーズン。
1～2月に咲く花は、梅、椿、ロウバイ、福寿草、河津桜と隣接する「花やさと山」エリアがメイン。
東京ドーム約6個分の広大な園内での散策をお楽しみいただけます。
アートスケープから下った所にあるアトリエ ローズファームでは、春までの間「春待つ温室」としてたくさんのハンギングフラワーやカラフルな花に包まれる、癒やし空間となっています。
ポカポカの温室内で、シェフ特製のコラボスイーツやテイクアウトのドリンクを味わってください。

園内の思い出を持ち帰るマーケット＆カフェ

アートやグルメを楽しんだ後は、エントランスに隣接するローズファーム マーケット＆カフェでお買い物やカフェを楽しんでください。
マーケットには、園内のバラを使ったアロマルームミストやハンドクリームなどのオリジナル商品のほか、茨城県内の多彩なラインナップのお土産品が勢ぞろい！
フローリストが束ねる、新鮮な花やブーケも販売しています。
ぜひ園内の思い出をお持ち帰りください。

マーケット内にあるカフェでは、アートスケープコラボスイーツを販売中！
1月20日からの第2弾は、珈琲とチョコレートのマーブルケーキ、そば粉のスノーボール、バラのカヌレのスイーツ3点セットとドリンクのセット。
レストランのシェフが七海さんをイメージして作ったオリジナルのスイーツ。テイクアウトして、お気に入りの場所を見つけてください。

コラボスイーツ第2弾　1,280円　ローズファーム カフェ

いばらきフラワーパークから車で約15分、もう一つの会場である「常陸風土記の丘」は、石岡市龍神山麓の豊かな自然に囲まれた歴史体験公園です。
茨城県の歴史の里に指定されている“いしおか”の歴史を紹介する展示室や、実物大のサイズに復元された遺跡群、また移築された江戸時代の茅葺き民家で食事ができるなど、たっぷり歴史が体験できます。

シンボルマークの大獅子のある公園内では、
石渡 愛子氏と小松 宏誠氏のH1の作品、「ネットワーク_モニュメント」、「光と影の蝶」、「ライフログ_モビール」が誰でもご覧になれる古民家内に展示されています。

会津民家に入ると、土間に電球が振れると、光と影の蝶が羽ばたきはじめる作品「光と影の蝶」。
座敷には、風に乗ってゆらゆらと揺らめく、羽根を組み合わせたモビール「ライフログ_モビール」があります。
スリッパを履いて、座敷の奥に進むと、畳の上には蜘蛛の巣による絵画「ネットワーク_モニュメント」が飾られています。
本物の蜘蛛の巣を幾重にも重ね、着彩した制作風景は、縁側のタブレットで動画にて見ることができます。

「光と影の蝶」

©小松 宏誠

「ライフログ_モビール」

©小松 宏誠

「ネットワーク_モニュメント」

©石渡 愛子×小松 宏誠

©石渡 愛子×小松 宏誠

縄文から江戸時代に至るまでの家屋が復元・移築された古代家屋復元広場のある有料エリア内では、計5棟の家屋内で作品展示が行われています。

「OU-CNI.」

©WA!moto. “Motoka Watanabe”

「星の降る家」

©鈴木 美緒

©鈴木 美緒

「綻び紡ぎ、時を思うⅲ」

©鈴木 美緒

〈The Line〉

©矢野大輔

「溢れる」

©加藤 みいさ

作品を楽しんだ後は、古民家「お食事処曲屋」にて、美味しいおそばを味わうことができます。
アートスケープ期間中、曲屋では七海さんの特別アナウンスのナレーションに加え、七海さんが好きなミカンにちなんで、石岡産ふくれミカン七味をご用意してお待ちしています！

①オリジナルチケットホルダープレゼント
アートスケープ共通券の購入者先着500名に、オリジナルチケットホルダーをエントランスにてプレゼントします。（※無くなり次第終了）

②オリジナルポストカードプレゼント
入園料を除く園内施設（インフォーメーション・レストラン・マーケット、カフェ＆Yuit）のレシート合計3,000円以上をマーケットに提示するとアートスケープのオリジナルポストカードをプレゼント

③サイン入りグッズが当たるInstagramキャンペーン第2弾
七海さんのSNSにて投稿される写真をヒントに、七海さんがおすすめするいばらきフラワーパーク園内のフォトスポットを探してください。
見つけたら、いばらきフラワーパーク公式アカウントをフォロー＆同じ構図の風景写真を撮影した写真をハッシュタグ「#いばらきフラワーパークと七海ひろき」で投稿いただいた方から抽選で各2名様に、フラワーパークオリジナルのアロマルームミストと、七海さまのサイン入りボタニカルポストカードをプレゼント。
第2回応募期間：1月20日（土）～2月25日（日）　投稿日：1月19日予定

［参加方法］
・いばらきフラワーパーク公式アカウント(@ibarakiflowerpark )をフォロー
・七海ひろきさん公式Instagramから投稿される2枚目の写真を真似して撮影してください。
撮影写真と一緒に「 #いばらきフラワーパークと七海ひろき」と、ハッシュタグをつけて投稿！
※当選者については、いばらきフラワーパーク公式InstagramのDMからご連絡させていただきます。

④スイーツセット第2弾販売
ローズファーム カフェにて販売期間：1月20日（土）～2月25日（日）

⑤第2弾園内放送（フラワーパーク4種／風土記の丘1種）
ナレーションはフラワーパークの1種類のみ変更となります。

二つの会場が持つ“自然と歴史”それぞれの魅力を通して、いしおかの魅力にも触れる芸術祭。
1月15日から19日は休園し、1月20日から28日まではいばらきフラワーパーク駐車場内特設会場にて、全国大陶器市が開催されます！
ぜひゆっくりとお楽しみください。

［いしおかアートスケープ］
2/25（日）まで開催中
共通券（1月20日～）大人1000円、小人350円、未就学児無料　※各施設の入園料を含む

開催期間中のいばらきフラワーパーク営業時間・料金
［営業時間］2024年1月20日～2024年2月25日：9時～16時
［休園日］火曜日　※臨時休園　1月15日～19日、1月29日（1月23日は臨時営業）
［所在地］茨城県石岡市下青柳200　0299-42-4111

常陸風土記の丘
［営業時間］9時～16時
［休園日］月曜日（祝日の場合は翌平日）
［所在地］茨城県石岡市染谷1646　0299-23-3888