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2021/07/07ナチュラルなマルチング(防草対策)でアップサイクル実践中!
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春バラシーズンが終わり、ガーデナーたちは秋にキレイなバラを咲かせるため、剪定したり蕾を採ったりと日々地道なメンテナンス作業に奮闘しています。
しかし、フラワーパークの園内では雑草もスクスク元気に育って、あっという間に1年目のバラの背丈を追い抜いてしまうほど成長してしまいます。
フラワーパークでは、花を遠くから見るだけではなく、香りを楽しんだり、近づいてほしいので、バラの間も自由に歩いていただけるようにしています。
そのため低農薬の品種も多く、除草剤も使っていません。
バラの株の間に生えた雑草は、機械も入れないためガーデナーたちが手作業でお手入れしています。
そんな中、ベテランガーデナーさんがナチュラルなマルチング(防草対策)にチャレンジしています!
レストラン周りのバラエリアで、段ボールを敷いてみたり、コーヒーの豆かすを撒いてみたり、いろいろ試行錯誤しているようです。
段ボールの上には、ウッドチップや牛糞などの肥料、そして防草効果のあるコーヒー豆かすを混ぜたものを乗せると、秋には肥料にもなって見た目もナチュラル!
花やさと山から切り出した薪も重しとして活躍。
段ボールは、天然素材なのでやがて分解されて土に還る素材だということに加え、コーヒーの豆かすはレストランやカフェの廃棄される資源をリユースし、とてもサスティナブルかつアップサイクルな防草対策です。
機械の入れられないところに、段ボールを敷き詰めていきます。
段ボールの上には、チップや肥料、コーヒー豆かすなどを乗せます。
実践中のガーデナーさんは、「いろいろ試している間に他の雑草が伸び放題~」と元気な雑草と格闘していますが、とても素敵なチャレンジだと感じました。
段ボールの上に、重し代わりにのせた肥料やコーヒー豆かすは、秋には肥料になって見た目もGood!