いばらきフラワーパークのバラ
出会いと挑戦の歴史でうまれ、
新時代をみすえた
いばらきフラワーパークのバラ
バラは、常陸国⾵⼟記に出てくる「イバラ」という⾔葉が「いばらき」の由来とされており、茨城県の県花にもなっています。いばらきフラワーパークのある⽯岡市は、常陸国の国府でした。⼈類よりも⻑い歴史の中で美しさに魅せられた多くの⼈たちに愛され、世界には 4 万種のバラがあると⾔われ、新しい品種がつぎつぎに誕⽣しています。
リニューアルに合わせて新たに園内を彩るバラは、⾹りや⾊へのこだわりだけでなく、低農薬で育てることを⼤切にして、バラにとっても環境にとっても優しいのが特徴。
情熱あふれる育種家によってうみだされた、サステイナブルな新時代のバラから歴史のある貴重な品種まで、園内には 900 種ものバラに出会うことができます。花に近づき、⾹って、⾃分だけのお気に⼊りを探してみてください。
いばらきフラワーパークのバラについて
「バラは美しく、心惹かれるものだけど育てるのは難しい」そんなイメージを持たれていますが、近年、環境・エコ意識の高まりから低・無農薬でも育てられるバラが増えてきました。
無理をすることなく元気に育つ植物へと、バラが変わってきたのです。そんなバラたちをテーマをもってバラエティ豊かに植栽した世界で最初のバラ園がいばらきフラワーパークだと自負しています。
「バラとの距離を世界一縮める」いばらきフラワーパークで、これまで私が育種したバラや世界中から選び抜いたバラと出会って、その麗しさや色、香りを体感して頂けたらと思います。
日本で唯一、県花がバラである茨城の地で、多くの人々から愛され続きてきたバラの豊かさ、そして進化をぜひ楽しんでください。
ローズクリエイター 木村卓功
選び抜かれた2000種類にも及ぶバラ苗を扱う専門店「バラの家」代表。
育種家として毎年発表する新品種が、日本だけでなく世界の愛好家から注目を集めている。
いばらきフラワーパークのバラの育成監修をしている。