フラワーパークのCM制作レポ！「ローズメイカー 奇跡のバラ」のシネアド

MOVIXつくばをはじめ、全国の映画館で5月28日より公開中の「ローズメイカー 奇跡のバラ」。

頑固なバラ育種家と、世間から見放されたド素人3人組の出会いから、思いもよらない奇跡が生まれる本作。
監督のこだわりが詰まった美しいバラ園の風景と、個性あふれるキャラクターの成長も見どころとなっているフランス映画です。

この劇場作品とのコラボ企画として、映画本編の前に上映される、いばらきフラワーパークオリジナルのシネアド（動画広告）を制作することとなりました！

ここまで何度もパソコン画面で映像を確認し、修正をお願いして制作いただいた30秒の映像。
本日は、本編集からナレーション撮り、そして最終チェックまでを行うため、松竹さんのスタジオにお邪魔しました。

まずはミニスクリーンのあるスタジオで、映像とテロップの最終確認。

パソコンのモニター画面と、実際の映画のスクリーンで観る色味の違いを確認しながらチェックを行います。

映像がOKとなったら、次はナレーション撮りのためのスタジオへ移動。
ナレーションは、あらかじめ候補者のボイスサンプルをいただき、フラワーパークの女性スタッフたちで投票して、満場一致で決定した森田了介さんにお願いしました。
女性の心をわしづかみにする、しびれる森田さんの素敵ボイスでナレーションが入ると、映像にぐっと深みが増しました。

映像に合わせて、生でナレーションの収録を行い、SE（環境音）などと合わせてその場で音のバランスやノイズを調整していきます。

リップ音やタイミングなど素人にはまったくわからないプロの感性や、クリエイターのスピード感あふれる操作にただただ圧倒される編集作業。
冒頭に流れる鳥の鳴き声も、いろいろサンプルを聞かせていただき、ちょっと変えるだけで目の前に広がる映像のイメージもまったく異なるのが不思議。
フラワーパークのイメージを30秒の映像に凝縮するため、細部まで本当にこだわって作っていただきました。

整音も終わると、いよいよ映像の最終チェック。
最後は映画館と同じ環境のダビングステージにて実際に大画面のスクリーンでの確認。

歴代の映画監督たちも、公開前の試写で座っているという、大きなスクリーン前のソファーシートに座っての映像チェック。

いよいよディレクターさんに、完成した映像を上映してもらう緊張の瞬間。
映画館と同じ巨大なスクリーンや音響、照明で見るフラワーパークのシネアドは、感動のクオリティに仕上がっていました！
鳥のさえずりや、風に揺れながら咲き誇るバラ、そして料理やインフォメーション。
里山ののどかな空気感とともにフラワーパークの魅力が凝縮され、美しいナレーションと映像に引き込まれました。

たくさんのスタッフの協
力のもと完成したシネアドは、MOVIXつくばで上映予定です！

泣いて、笑って、スカッとできる。そして、“奇跡の大逆転”から勇気をもらえる映画「ローズメイカー 奇跡のバラ」とともに、劇場の大スクリーンでお楽しみください。

―ローズメイカー 奇跡のバラ 作品情報―
愛すべき＜はみだし者たち＞の感動サクセス・ストーリー！
フランス郊外。あふれる才能と魔法のような指で新種のバラを開発し、数々の賞に輝いてきたエヴ。だが数年前から巨大企業のラマルゼル社に賞も顧客も奪われ、亡き父が遺したバラ園は今では倒産寸前に。助手のヴェラが何とか立て直そうと、職業訓練所から格安で前科者のフレッド、定職に就けないサミール、異様に内気なナデージュを雇う。だが3人は全くの素人で手助けどころか一晩で200株のバラをダメにしてしまう。そんな中、エヴに新種のアイディアが閃いた！ 交配に必要なバラがラマルゼル社のバラ園にしかないと知ったエヴは、フレッドにある”特技”を披露させる。パリの新品種コンクールまであと1年、はみ出し者たちの壮大な奮闘が幕を開ける──！
監督・脚本：ピエール・ピノー
出演：カトリーヌ・フロ、メラン・オメルタ、マリー・プショー、オリヴィア・コート、ファツァー・ブヤメッド、ヴァンサン・ドゥディエンヌ

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