ローズクリエイター木村さんによる冬の剪定ガーデンツアーを開催

リニューアルしたフラワーパーク園内のバラの育成監修を担っているのは、数々のコンクールを受賞し、育種家として世界的に活躍する木村卓功さんです。

冬剪定作業にとりかかった園内で、木村さんによる「つるバラの剪定と誘引」のレクチャーを開催しました。
枝が長く伸びるタイプの総称であるつるバラは、立体的に演出することでバラに囲まれる雰囲気のある庭をデザインできるところが最大の魅力です。

冬剪定は、春にどのように花を咲かせるか決めるためにも最も重要な作業です。
剪定は、葉っぱから木に栄養をきちんと取り込んで、色を変えたクリスマス以降、バラのタイミングに合わせて行うことが重要。

バラの歴史から元気に育つための剪定方法など、お花あふれる温室でアットホームな雰囲気のなかでユーモアたっぷりに語っていただきました。

農家の19代目に家に生まれ、育種家として世界的な評価を得るまでたくさんの失敗をしながら、常に挑戦し続ける木村さん

枝を傷つけないよう、ハサミの持ち方も重要

剪定は、葉っぱからの栄養を木がきちんと吸収してから

枝が少しでも傷つかないよう丁寧に

春にどのように花を咲かせたいか、イメージしながら剪定を行う

遠くから俯瞰して、全体のバランスを見ることも重要

来週1月22日（土）は、「木村さんレクチャーの木立バラとシュラブローズ（半つるバラ）の剪定」も開催します！
実際にご自分で育てている「鉢バラ」の持ち込みも可能です。

※新型コロナウイルス感染症拡大に伴いこちらのアクティビティの開催を見合わせさせていただくこととなりました。

講座はハンギングで飾られたアトリエで座学を行ってからガーデンツアーへ