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2023/06/17生産者レポート!マーケットに、八郷産のトルコギキョウが初入荷
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入園無料で立ち寄れるフラワーパークのマーケットに、地元・八郷の生産者が育てたトルコギキョウが新入荷しました!
マーケットスタッフが仕入れに行った様子をレポートします。
筑波山の東麓に位置する八郷地区は三方を山に囲まれた盆地。
災害が少なく、温暖な地形を利用して、古くから果樹栽培が盛んでしたが、バラなど花の栽培がはじまったのは50年ほど前からです。
フラワーパークから車で20分、バラ農家さんや青々とした田んぼを抜けて山がちな八郷北部に位置する瓦会エリア。
この地でトルコギキョウを栽培して20年となる鈴木さんは、茨城で一番最初にトルコギキョウの生産をはじめたベテラン生産者さんです!
ヒラヒラした花弁のフリルが繊細で柔らかく、花持ちの良さで人気のトルコギキョウは、今やブライダルなどの冠婚葬祭、フラワーアレンジメントに人気で、一年を通してお花屋さんで見ることができます。
鈴木さんはのどかな田園風景に囲まれた温室で20品種ほどを栽培し、10月から6月までの一年の大半、東京の市場に出荷しています。
主に業務用で、ウェディングや葬儀で使われることが多いので、週末に満開になるよう蕾ではなくすぐに咲く状態で出荷しているそうで、仕入れに行った日も自宅の蔵で出荷作業を行っていました。
ひんやりとした蔵の中は、収穫したばかりのパステルカラーの繊細なトルコギキョウの花で埋め尽くされて、美しさに圧倒されるマーケットスタッフ!
畳の作業スペースは、茎部分の葉っぱを落とし、長さを切り揃える作業を行うところ。
こんなにたくさんの花もあっという間に作業を行い、すぐに出荷されてしまうそう。
農協の普及指導員のお父様が、自宅のビニールハウスで花を栽培し、幼い頃から花に関わっていたことから、農大を卒業後、独学でトルコギキョウの栽培をはじめた鈴木さん。
栽培が難しい花といわれ、鈴木さんも初めの5年は栽培に失敗したものの、今では大きな温室で安定して出荷できるようになったそう。
家族を含め総勢6人で、トルコギキョウをはじめ、ミモザやユーカリ、オーナメントグラスなどの露地栽培もおこなっています。
八郷の大自然の中で、一つ一つ大切に栽培されたトルコギキョウはマーケットで販売中ですので、ぜひその美しさを堪能ください。
温室内で栽培されるため、1年を通して安定した出荷が行えるそう
自宅敷地内の蔵が、トルコギキョウで埋め尽くされています
繊細で優しいパステルカラー
出荷前に、手作業で丁寧に葉っぱととって、切り揃える
20年前、茨城県で初めてトルコギキョウをはじめた鈴木さん
フラワーパーク用のトルコギキョウ
蔵の隣にあるご自宅
山と田園風景が広がる瓦会地区
入園無料のマーケットで販売中です!
山がちな瓦会地区から、フラワーパークへ戻る道中には、八郷を一望できる絶景スポットや涼やかな鳴滝など地元ならではの観光スポットもあります。
途中、ちょっと寄り道して、スタッフ自宅の畑でスイカと玉ねぎを収穫してお土産にお持ち帰り。
道中の八郷の街並みを一望できる絶景スポット
地元の方々が管理して、夏は子どもたちが水遊びをする鳴滝
フラワーパークスタッフの自宅にある庭では、収穫を待つ立派な玉ねぎがゴロゴロと。
お土産にいただきました。
里山の自然と恩恵を感じる、マーケット仕入れとなりました。
■いばらきフラワーパーク
【営業時間】9:00-17:00
【入園料金】6/1(木)~6/30(金):大人1,200円、小人400円(小中学生)、ペット200円、未就学児無料
【休園日】火曜日