2023年は森あそび！「いばらきブッシュクラフトパーク」もいよいよオープン！

SDGsでも目標15に掲げられる「陸の豊かさ」。その豊かさを守るうえで取り組みが欠かせないのが、日本の国土の67％を占める森林（里山）です。森を守る、と聞いて植林活動を想像する方も多いと思いますが、日本の里山の荒廃の要因は、実は「活用不足」なのです*1。

里山や森の健康を保つために、もっともっと森で遊び、森の親しもう！

2022年2月には、里山の「森林資源の活用」の現場、間伐・集材作業を見学する「フラワパSDGs『森の再生ネイチャーツアー』」を開催しました。森のプロたちが操る大型機械の迫力を多くの参加者に楽しんで頂きましたが、林業に直接携わることは決して容易ではありません。

けどご安心を！たくさん森を駆け回り、落ち枝や落葉を使って遊ぶ、里山の「空間の活用」もとても大切なのです！そして、木々や植物を傷つけないよう正しく楽しみながら、親子でもおひとりでもSDGsに取り組めるアクティビティを提供して参ります！

里山の空間活用とブッシュクラフト

「生きる力」を育むアウトドアスタイル／野遊びとして注目を集めつつある「ブッシュクラフト」。少ない荷物で森に入り、落ちている木の枝や葉を用いて、直火で焚火でコーヒーを楽しんだり、森の空気を感じながらのんびり快適に過ごす。そんなブッシュクラフトを牽引する第一人者、川口 拓氏を招いて2022年秋に開催した「ブッシュクラフトジャック in いばらきフラワーパーク」を皮切りに、広大な里山の空間活用の場づくりを進めてきました。

そしていよいよオープンする新エリアが「IBPブッシュクラフトフィールド」です。ブッシュクラフトに興味はあるけど、どこで楽しめるのか、何から始めたら良いのか分からない。いばらきブッシュクラフトパーク（IBP）は、そんな皆さんのためのフィールドです。Japan Bushcraft School （JBS）認定インストラクターやアドバイザーが常駐し、あなたのブッシュクラフトデビューを全力サポートします。

2023年1～2月開催予定のアクティビティ

「こどもブッシュクラフト◆森でつくる秘密基地～デブリハットに挑戦～」

枝や落葉をたくさん集めたら、力を合わせてみんなが入れるだけの大きなデブリハットが作れるよう、挑戦しましょう。

ブッシュクラフト初級◆初めての焚火 by いばらきブッシュクラフトパーク

焚火の基礎知識はもちろん、火の起こし方から（忘れがちだけどとっても重要な）焚火の終わり方までを、小さな焚火台で体験する1時間半のプログラムです。

• 対象年齢：小学生以上
• 参加費　：2,000円　※焚火体験セットのレンタル代を含む
• 開催日程：1月8日以降の毎週日曜日　及び　祝日
• 開催時間：第一部　11:00～12:30　／　第二部　13:30～15:00
• 所要時間：約90分
• 集合場所：キャンプ＆リゾート 花やさと山 フロント

ご予約はこちら

※1：日本の国土に占める森林面積は、原生林（自然林）・育成林（人工林）のいずれも昭和40年代からほぼ横ばい。一方で、活用を目的とした育成林（人工林）が活用されずに成長し続けていることから、森林蓄積（木の総量）は増加し続けています。管理されなくなった森は、高木・老木・病木が多く占め、木の下で薄暗くなった森の中は若い木の成長を阻害するだけでなく、暗がりでも生きられるシノダケやネザサなどが高密度で覆い尽くしてしまい、結果として多様な動植物が生きてゆけなくなり、生物多様性が損なわれてしまう。